昨今のSEOでは、権威性やオリジナル情報(一次情報)が評価されると言われていますよね。
しかし、多くの人は権威性もオリジナル情報も数多く持ち合わせていません。
確かに、、
初心者の僕には、何も持ち合わせてないよ、、、
そこで今回は、権威性もオリジナル情報も持ち合わせていない初心者ブロガーの取るべき戦略について紹介していきます。
- SEOにおいて権威性やオリジナル情報(一次情報)が評価される理由
- 一時情報よりも「比較」が大切
- 簡単に「比較」をする方法
結論から述べると、
オリジナル情報(一次情報)よりも”比較“が大事
です。
これはあくまで、権威性をもたない初心者に限ったものですが、その理由を解説していきますね。
それでは、早速始めていきましょう。
SEOにおいて権威性やオリジナル情報が評価される理由
SEOにおいて、権威性やオリジナル情報(一次情報)が大事と言われていますよね。
なぜ大事なのか、考えたことはありますか?
あんまり考えていなかったな。アルゴリズムでそうゆう設定にしているから?
もちろんそうなのですが、、
小手先のテクニックだけで、上位表示をするサイトを除きたいというGoogleの意図が隠されています。
【小手先のテクニック】とは…
・キーワードを詰め込む
・被リンクを購入して良いサイトに見せかけている
対策として、権威性やオリジナル情報(一時情報)が評価されるようになったという背景があるみたいです。
詳しくは、こちらのWeb幹事というサイトで解説してくれているので参考にしてみてください。
権威性とオリジナル情報(一次情報)について
次は権威性とオリジナル情報(一次情報)についてみていきます。
権威性とは
権威性とは、
誰が言っているのか?
です。
この人(サイト)が発信する情報は語るに値するのか、つまりこの人をユーザーが信じても大丈夫なのかを判断しています。
例えば医療に関する情報で、個人の発信よりも医者やクリニックのアドバイスの方がユーザーにとって信頼できると判断し、上位表示させるのです。
オリジナル情報(一次情報)とは
オリジナル情報(一次情報)とは、
実際に体験した個人の感想のこと
です。
例えば、お店のレビュー記事などが一次情報に当たります。
「〇〇のパスタが美味しかった」「店の雰囲気が落ち着いていてくつろげた」などです。
自分が実際に体験した「美味しかった」「雰囲気がいい」などの情報が一時情報となります。
二次情報とは
じゃあ、二次情報ってなに?
簡単にいうと、
人から聞いた話
です。
例えば、先程の例の「〇〇のパスタが美味しかった」という情報を同僚に話したとします。
同僚からすると、この情報が二次情報に当たります。
実際に自分が体験した話ではなく、人から聞いた情報であるので二次情報となります。
二次情報の信憑性
二次情報には、情報発信者のバイアスがかかっているので注意する必要があります。
【バイアス】とは…
偏りを生じさせるもの
例えば、芸能人の発言が悪意を持って切り抜きされてまい、本来の意味合いで伝わらず炎上するという光景を度々目にします。
これは、メディアや情報発信者が自分の都合の良い様に情報を切り抜き、加工して伝えているからおこる現象です。
二次情報には、情報発信者の思惑が入り込んでいるので信憑性に欠けると言われています。
だからSEOでオリジナル情報(一次情報)が評価されるんですね。
そう言うことです。
言ってしまえば、他のブログ記事を真似して書いた記事は、信憑性に欠けるものを基に書いているので、いくら丁寧に上手く書けたところでSEOには評価されない可能性があるということです。
そのため、一次情報が大切ですよ。
一時情報よりも大切な「比較」
ここからが本題に入るのですが、そもそも初心者がSEOで上位表示を狙うのは難しいです。
ニッチな、競合が参入しないようなところであれば別ですが、、
じゃあ、どうやって競合と戦えばいいの?
それが今回の結論でもあるのですが、
比較!!
で戦いましょう。
理由は簡単で、オリジナル情報(一次情報)を初心者が伝えたところで信憑性がないからです。
「比較」が大切だと分かる具体例
例えばですが、お母さんの買い物を例に考えてみましょう。
スーパーで夕飯の買い物中に通りすがりのサラリーマンに「今日の夕飯はカレーがおすすめですよ。」と言われました。
理由を聞くと、「昨夜食べたら美味しかった」とのことです。
そもそも不審者すぎるというのはおいておきますが(笑)
「そんなの知らねーよ!」とツッコミを入れたくなりませんか。
次の例ではいかがでしょうか。
スーパーで夕飯の買い物中に通りすがりのサラリーマンに「今日の夕飯はカレーがおすすめですよ。」と言われました。
理由を聞くと、「今日が特売日でカレールーとにんじん・じゃがいも・玉ねぎも近隣の他のスーパーよりも値段が安い。」とのことです。
前者の例の「昨夜食べたら美味しかった」というのが一次情報です。
それを聞いたところで「だからどうしたの?」とツッコミを入れたくなりますよね(笑)
後者の例では「比較」を使っているので、通りすがりのサラリーマンに言われたとしても、信憑性がまして、少し耳を傾けたと思います。
権威性のない初心者は、読者にとって通りすがりのサラリーマンに過ぎません。
なので、「比較」を使って信憑性を待せる意識をしましょう。
感想でしかない一次情報ß
その分野の専門家であれば、感想にも信憑性があり価値があります。
なぜなら、その分野において熟練度が高く、他の商品やモノも体験してるという予想が立つからです。
例えば、寿司職人がおいしいと言ったスーパーの刺身はどうでしょう。
確かに!寿司職人が言うならってなりますね。
「美味しい」と言う感想の背景に今まで食べてきた刺身の数々との比較があるからです。
これが一般の人だったらどうでしょう。
もしかしたら、初めて食べてみた感想なのかもしれません…
熟練度が担保されていないので、安心して食べることはできないでしょう。
なので、専門家でもない権威性を持たない初心者は、何かと比較をして読者に信憑性を持たせるようにしましょう。
戦略として大切な「比較」の仕方
権威性を持たない初心者は、「比較」が大切だとこれまで述べてきました。
ここではその仕方を解説していきます。
ポイントは以下の3つです。
- 比較の対象を伝える
- 比較対象は、ターゲットが分かるものが良い
- なぜ良い(悪い)と思ったのかを伝える
それでは、順番にみていきましょう。
比較の対象を伝える
一つ目は比較の対象を伝えるようにしてください。
「〇〇と△△を比べてみた」でもいいですし、「〇〇は△△よりも良かった」でも良いです。
とにかく、読者に何と比較しているのかを明確に提示してください。
比較対象は、ターゲットが分かるものが良い
できれば、比較対象はターゲットが分かるものが良いです。
例えば、新しく発売されたiPhoneを紹介する時には、旧機種のiPhoneと比較をします。
おそらくターゲットはiPhoneを所持したことがある方なので比較対象とするとわかりやすいです。
なぜ良いと思ったのかを伝える
3つ目のポイントは、なぜ良い(悪い)と思ったのかを伝えることです。
良い(悪い)というのは、自分の過去の体験と比較をしています。
その体験よりも優れている(劣っている)と感じたから、良い(悪い)と言う判断ができるわけであって、
そう判断した理由を言語化して伝えられるようにしましょう。
まとめ
SEOにおいて、権威性やオリジナル情報(一次情報)が評価をされています。
しかし、初心者には権威性もオリジナル情報(一次情報)も多くは持ち合わせてはいないでしょう。
だからこそ、SEOはいったん考えずに「比較」を使って読者に信憑性を感じてもらう努力をしましょう。
それが初心者が競合と戦っていく手段となるはずです。