ブログを諦めようか迷っています。
なかなか思うように結果が出なくてつらいです。
今回はそんなお悩みを解決します。
- 成功を収めた人の共通事項「しつこさ」について
- 「しつこさ」を手に入れるためのTKKの法則について
今回は、伊庭正康さんの著作『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』の内容からブログを諦めない方法を紹介していきます。
スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、イーロン・マスクなどの
名高る成功者に共通するモノは、しつこさである。
才能やIQや学歴ではなく、この「しつこさ」が成功を収める重要な要素である。
「いいしつこさ」を身につければ、成功や幸せは必ず手に入れられます。
本記事を読んでみて「いいな」と思っていただけたら、
ぜひ一度本書を手に取ってみることをオススメします!
それでは、ブログを諦める前に本記事をざーッと読んでいきましょう。
ブログを諦めるのはもったいない
ブログを途中で諦めてしまうことは、もったいないです。
なぜなら成功には、頭の良さとか才能ではなく「徹底的にやり続けること」が大事だからです。
僕を含め、誰にでもチャンスがあるということですね!
やり続けていれば、成功へとつながるということです。
これから、そう言い切れる理由を解説していきますね。
- 成功を収めた人の共通事項「しつこさ」
- 心理学的にも証明されている
①成功を収めた人の共通事項「しつこさ」
成功者と聞いて、誰を思い浮かべますか?
世界的に名高い成功者として、スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、イーロン・マスクなどがあげられます。
彼らはこのように述べています。
・スティーブ・ジョブズ
「成功と失敗の一番の違いは、途中で諦めるかどうか」
・ジェフ・ベゾス
「発明して、着手して、また発明して、もう一度着手して、やり直して同じことをまた繰り返す。これを何度も行うのです。作り手は、成功への道は直線ではないことをわかっています。」
・イーロン・マスク
「根気強さはとても重要だ。諦めることを強いられない限り、あなたは諦めるべきではない。」
彼らは皆共通して「諦めないこと・根気強く続けること」を述べています。
けど、彼らとは次元が違いすぎて参考にならないよ。
きっと特別な才能や人脈があったに違いないよ。
そう思うことも無理はないですよね。
しかし大事なことは、他者の生き方から学び、そのコツを生かし、より良い人生を送ることではないでしょうか。
勉強でも仕事でも恋愛でもダイエットでもブログでも、しつこく継続しないと成果が出ないことははみんながわかっていることだと思います。
成功者といわれる人々は、しつこく徹底的にやり続けた人といえるでしょう。
②科学的にも証明されている
しつこくやり続ける重要性は科学的にも証明されています。
ペンシルベニア大学心理学教授アンジェラ・ダックワース氏は、米国陸軍士官学校で過酷な訓練に耐え抜けるのはどのような学生か研究や調査をしました。
その結果、
情熱・粘り強さ
を併せ持つことを発見しました。
つまり、才能やIQや学歴ではなく「個人のやり抜く力」が社会的な成功を収める重要な要素になるということです。
「いいしつこさ」を身につければ誰でも成功することができる裏付けとなっています。
ブログ諦めない方法
ブログを諦めない方法として、「いいしつこさ」を身につける必要があります。
伊庭正康さんの著書『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』では、「いいしつこさ」を手に入れる方法としてTKKの法則を紹介しています。
これは、著者が心理学や経営学など国内外のさまざまな知見を研究して発見した法則になります。
T・・・楽しくする
K・・・簡単にする
K・・・効果を確認する
このTKKができれば、「しつこくやり続ける」ことをラクに習慣化できると著者はいうのです。
それでは、順番に確認していきましょう。
T:楽しくする
当たり前のことですが、人間はつまらないことややりたくないことは長続きしません。
だから、まずは楽しくすることが重要です。
そこで、ジョブ・クラフティングという理論を使います。
ジョブ・クラフティング(英語:job crafting)とは、Wrzesniewski&Duttonが主要な理論的提唱者の、労働者が主体的に自らの仕事を再定義し、創意工夫をする概念である。
Wikipedia
やらされ感のあるものを自分で考え行動することで、やりがいのあるものに変える手法です。
- 仕事の意義を見直す
- 工夫をちょい足しする
- 交流を見直す
ジョブ・クラフティングは上に記したの3ステップからなります。
この3ステップを通して、取り組みたい物事を楽しくしていきます。
それでは順番に紹介していきますね。
①仕事の意義を見直す
武蔵大学の森永雄太教授は、ディズニーランドの清掃員の仕事を例に解説しています。
清掃員の仕事はパーク内の掃除が仕事ですが、パフォーマンスでお客様をもてなすキャストの一員として見直しています。
確かに!バケツの水で絵を描いたり、マジックを披露したりしているね。
そうすることで仕事へのやりがいを高めているとのことです。
ブログでいうのであれば、意識をこのように変化させてみてください。
✖️単純に記事を量産している
〇ブログ初心者の方が悩みを解決できるサイトを作っている
自分が役立っていると感じることで、やりがいを感じられるようになります。
②工夫をちょい足しする
『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』の著者である伊庭さんは、学生時代大阪のバーに飛び込み営業のアルバイトをしていたそうです。
最初は全く相手にしてもらえなかったそうですが、オリジナルの終電早見表を配布したら段々と話を聞いてもらえるようになったそうです。
このように自ら考え、工夫を施すことで結果は変化してきます。
その変化が楽しみとなりやりがいへとなっていわけです。
③交流を見直す
ビジネスシーンにおいては、ハイパフォーマーと交流することがオススメです。
「こんなことやっているんだ。まだまだ自分にもやれることがあるな」と感じることができるからです。
その気付きを通して自身をブラッシュアップすることができ、成長へとつながり、それが楽しみへと変わっていくからです。
そしていつも会う人であれば、話し方や話す内容を変えてみるのもオススメです。
K:簡単にする
一つめの”T “はジョブ・クラフティングを使って取り組みたいものごとを楽しくしてきました。
ここからは、”K “簡単にする方法を紹介していきます。
具体的には以下の3つです。
- フォーマットを作る
- 手間を省く
- 判断を減らす
フォーマットを作る
重要でないことは、いちいち考える時間やエネルギーを使わないようにします。
例えば、アップルの共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏はプレゼンの時はいつも同じ服装にしていました。
そのほかにも、MetaCEOのマーク・ザッカーバーグ氏も同じ服装をしていることで知られています。
彼らは、服を選ぶ時間も考えるエネルギーも無駄と考えていたからです。
ブログでいうのであれば、ブログ記事をフォーマットに落とし込んだ記事構成案を元に書いていく方法などがあげられます。
ブログ記事を早く書く方法|構成案の使い方解説手間を省く
クオリティを保ちつつ手間を省いて時短します。
そうすることで、空いた時間を有効活用してパワーを維持することに費やせます
『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』の著者の伊庭さんは、文章を書くときにスマホの音声入力を使います。
そうすることで、タイピングするよりも2〜3倍の速さで文字を入力できるそうです。
ブログの執筆でもスマホの音声入力が使えそうですね。
判断を減らす
判断にかけるエネルギーを極限まで減らします。
複数の選択肢を比較して、判断をするということはとてもエネルギーを使います。
そこで役に立つのが
if-thenプランニング
という方法です。
これは、条件反射でやるべきことを自動化するメソッドです。
もし〇〇すれば◇◇するというように、行動をおとしこみ実践するだけです。
例えば、「22時になったら読書する」や「金曜日はジムに行く日」といった具合に活用します。
このメソッドを使うと、成功率は2〜3倍に上がるそうです。
K:効果を確認する
「しつこくやる」ために、効果を確認することははとても重要です。
心理学でも次のように実証されています。
人には、自身の進歩を確認できる頻度が増せば増すほど、創造的な仕事の生産性を長期的に高めやすくなる。
自分が取った行動に対する結果が見えるようになると、脳は「もっとやりたい」という気持ちを持つ。
確かに!
ブログにおいてもPV数の伸びが確認できたほうが頑張ろうというモチベーションにつながります。
まとめ:ブログは諦めずに「しつこく」続けよう!
知能のレベルは最高でなくても最大限の粘り強さ発揮して努力する人は、知能のレベルが最高であっても粘り強く努力しない人よりもはるかに偉大な功績を収めるそうです。
成功は生まれもった才能やIQによるのではなく、「しつこくやり続ける」ことが重要な要素であるということです。
誰にでも成功のチャンスはあります。
しかし実際は、やりたいものごとの多くは単調な作業の繰り返しです。
だからこそ、「TKKの法則」が大切なのです。
楽しく・簡単に・効果を確認しながら進めてください。
楽しくないなら、楽しくなるような工夫をしていきましょう。
伊庭正康 著『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』では、より詳しく「しつこさ」についての考察がされています。
なかなかブログがうまくいかないという悩んでいるのであれば、一度手にとって読み進めてみてください。
たくさんの気づきがうまれ、人生をより良いものに近づけることができるでしょう。