「ブログは時間のムダだ」と諦める前に

悩んでいる人
悩んでいる人

ブログを始めたのはいいけど、なかなか収益やPV数が伸びません。労力の割に成果が出ないなーと感じています。ブログは時間のムダなんじゃないかと悩んでいます。

そんなお悩みを解決します。

この記事の内容

  • ブログが時間のムダなのについて
  • ブログを時間のムダにしない方法
  • ブログを時間のムダにしないおすすめのツール

この記事の信頼性

今回は、安宅 和人さんの著書『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』の内容をまじえつつブログを時間のムダにしない方法を紹介していきます。

安宅 和人さんのTwitterアカウント

安宅さんは、慶應義塾大学 環境情報学部 教授/ヤフー株式会社 CSO( チーフストラテジーオフィサー)をされている方です。著書には、『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』や発行部数14万部を超える『シン・ニホン』などがある。

ブログ運営をしていて、時間のムダではないのかと悩んでしまうことは、きっと誰しもが直面するモノだと思います。

僕もはじめて間もないですが、何度も同じように悩み、考えたことがあります。

そこでポイントになる点は、「悩んでいるのか」「考えているのか」の違いです。

安宅さんの理解

「悩む」というのは、答えが出ないという前提のもとに考えるふりをすること。

「考える」というのは、答えが出るという前提のもとに建設的に考えを組み上げること。整理すること。

悩んでいるのかどうかの判断のポイントは、

10分以上真剣に考えても埒が明かない時

その時は悩んでいる可能性が高くなります。

もし、あなたが「ブログ運営が時間のムダなのか」と悩んでいるのであれば、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

本記事では考えを整理していくので、きっと最後にはやる気を取り戻しているはずです。

それでは早速始めていきましょう!

ブログは時間のムダではない

結論からいうと、僕は、「ブログは時間のムダではない」と考えています。

理由は下記の2点です。

  1. 収益は発生できる可能性がある
  2. スキルが身につく

それでは順番に深掘りをしていきましょう。

収益は発生できる可能性はある

収益は、発生できる可能性が十分にある。

なぜなら、

  • ブログ歴1年未満のサイトでも収益化に成功している方をみかける
  • アフェリエイトマーケティング協会の調査でも収益化できることがわかる

からです。

二つ目について解説していくと、

アフェリエイトマーケティング協会というところが、アフェリエイトの収入と始めてからの年数を調査しました。

出典:アフェリエイトマーケティング協会

この調査からも、収益化の可能性は十分に可能性があることがわかります。

「1年未満」の方であっても、「100万円以上」稼がれている人がいるみたいですね。

スキルが身に付く

仮に収益化に成功しなかったとしても、スキルは身につけることができるはずです。

例えば、

  • ライティングスキル
  • WordPressサイト運営スキル
  • 情報収集スキル
  • 論理的思考力

などがあげられます。

これらのスキルが身につけば、たとえブログでお金が稼げなかったとしても、Webライターとして稼げる可能性も出てきます。

専門的な学習はもう少し必要ですが、サイトページ制作案件の受注もできる可能性も広がるでしょう。

他にも稼がれている人であれば、Webマーケティングスキルや、SEO対策などのスキルが手に入るはずです。

ブログを時間のムダにしない方法【イシュー度】

ブログを時間のムダにしない為に、「犬の道」に入り込まないということを徹底する必要があります。

安宅さんの理解

「犬の道」とは、根性論だけの数うちゃ当たる戦略。犬の散歩のようにあっちに行ったりこっちに行ったりするあまり深く考えず、手当たり次第にすべての問題を解決していくこと。

つまり、ブログ運営において「何でもいいから記事を毎日公開する」のような根性論戦略を否定しています。

では、どのように進めていくのか。

生産性の高い人間の共通項を辿っていくと、「イシュー度×解の質という点が見えてきます。

解決する労力以上の成果がある問題についてできるでけ明確に答えを出すということです。

多くの人が「解の質」ばかりに気を取られがちですが、「イシュー度が高い問題」すなわちみんなが解決して喜ぶ問題を見極めることが大事になってきます。

ブログを時間のムダにしない方法【解の質

ここでは、解の質をあげていく方法を紹介していきます。

  • シングルタスクでやり切る
  • 本をたくさん読んでアウトプットする
  • PDCAをまわす

では順番に深掘りしていきます。

シングルタスクでやり切る

シングルタスクでやり抜くことを意識してみてください。

仕事のできる人は、マルチタスクをしていると言われてきましたが、

実のところ、脳は1度に2つのことに集中できないのです。

また、スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士はこう述べています。

「人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけである

さらに、生産性は40%も低下させると言われています。

takepolo
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しかも幸福感にも影響があるみたいですよ

つまり、一つのことに集中して取り組む(シングルタスク)が生産性を向上させる鍵になるということです。

ブログ記事作成だけにフォーカスして一点集中で取り組みましょう。

本をたくさん読んでアウトプットする

本をたくさん読んで、アウトプットまでを意識しましょう。

以前、「目標の立て方コツ5つ」で紹介させていただいた『学びを結果に変えるアウトプット大全』では、インプットとアウトプットの理想の割合は3:7とされていました。

ブログ収益化までの目標の立て方コツ5つを解説|アウトプット大全

勉強しても成長しない人の要因は、「インプット」中心の生活になってしまっていることです。

人間の記憶の仕組みは、「重要な記憶」を長期記憶として残し「重要でない記憶」を忘れるよう作られているそうです。

そのため、インプットした内容を「重要な記憶」として長期記憶する必要があります。

そこで大事なのが、アウトプットです。

脳に入力された情報は「海馬」に仮保存されます。

その期間は2~4週間程度。

その仮保存期間中に、何度も使われた情報、つまりアウトプットされたことは「重要な情報」と判断され、長期記憶が可能な「側頭葉」に移動されます

なので、アウトプットまでを意識して本を読むことが重要です。

PDCAをまわす

PDCAを回すようにしましょう。

PDCAサイクルは、継続的な業務の改善を促す技法です。

ブログやビジネス(仕事)は改善ゲームだとも言われています。

つまり、ブログでPDCAを回していくことは、ブログを良いものに変えていく他に、本業(仕事)にも好影響を与えてくれるものになり得るのです。

PDCAとはPlan・Do・Check・Actionの頭文字を取ったもの。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(評価)
  • Action(改善)

Plan(計画)・・・自らの仮説に基づいた論理的な計画を立てる

Do(実行)・・・計画を実行に移す

Check(評価)・・・実行内容の検証。計画通りに実行できなかった場合に、なぜできなかったのか要因分析を行う。

Action(改善)・・・検証結果を受け今後の改善や対策を行う

この流れを回していくイメージです。

おすすめのブロガー

お手本となるようなブログを見つけて真似することをお勧めします。

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」という説があります。

日本の武道や芸事では、先生や師匠から基本の「型」を教えてもらい、その「型」を「真似る」ことから「学び」は始まります。

職人の世界でも、「師から技を盗め」といわれます。

これは師の技を「真似る」ことに他なりません。

ブログにおいても師となるブロガーを見つけ真似をしていきましょう。

僕の場合は、Tsuzuki Blog さんを師として真似ぶしています。

ブログを時間のムダにしないおすすめのツール

ブログを本格的に始めて、1ヶ月ぐらいですが僕が活用していて本当にお勧めできるツールを紹介します。

  • Googleスプレットシート
  • Googleドキュメント

この2つは、ブログ記事作成において非常に役立ちます。

使い始めてから、記事作成時間が大幅に短縮されました。

それでもまだまだ1記事あたり8時間以上の時間が取られてしまっています・・・

具体的な活用方法は下記の記事を参照してみてください。

ブログ記事を早く書く方法|構成案の使い方解説

まとめ:ブログはスキルが身につくのでムダではない

今回は、ブログ時間をムダにしない方法をまとめました。

安宅さんの著書『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』では、「イシュー度」の見極めが生産性をあげるための重要なポイントとしていました。

ブログを時間のムダと考えてしまうということは、「犬の道」を進んでしまっている可能性があります。

「イシュー」の見極めから始めてみましょう。

安宅和人氏の著書『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』では、生産性をあげる方法がロジカルに語られています。

この本はブログを収益化する一助になるはずです。

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