フロントエンドとバックエンドの違いって何?
こんな疑問を解決します。
プログラミングの学習を始めていくと、フロントエンドやバックエンドといった言葉が目に留まると思います。
そこで今回は、フロントエンドバックエンドの違いについて解説して行きたいと思います。
それではさっそくはじめて行きます。
フロントエンドとバックエンドの違い
まずはじめに、フロントエンドやバックエンドの言葉の定義とはなんなのか。
フロントエンド(英: front-end)とバックエンド(英: back-end)は、プロセスの最初と最後の工程を指す一般的用語である。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Wikipediaによると、プロセス(過程)の中の部分的工程を指す用語であるとのことです。
つまり、フロントエンドは過程の最初の部分、バックエンドは過程の最後の部分ということになります。
では、ITエンジニアにおけるフロントエンドとバックエンドとは何を指しているのだろうか。
フロントエンドとは、WebサイトやWebアプリケーションなどでユーザーが文字を入力したり、ボタンをクリックしたりする部分や、バックエンドのソフトウエアと直接やり取りをする部分のことを指します。クライアントサイドとも呼ばれ、Webブラウザ側でプログラムを実行しています。
WEB STAFF Co., Ltd.
簡単にいうと、ユーザーの目に見える部分のことです。
バックエンドは、ユーザーが入力した内容などのデータ処理やデータベースへの保存、検索結果の出力といったことを行います。
ユーザーからは見えない後方の部分の処理を担っていることが、バックエンドと呼ばれている理由です。
WEB STAFF Co., Ltd.
フロントエンドとは逆に、ユーザーの目に見えない部分を指します。
Amazonのような通販サイトを例に考えてみます。
ユーザーの目に見える部分:Amazonのホームページ
ユーザーの目に見えない部分:注文機能や発注機能など
通販サイトの見た目に関する部分、Amazonのホームページがフロントエンド。
注文や発注といった実際の処理をする部分を注文機能や発注機能がバックエンドとなります。
ユーザー起点で、目に見えるものがフロントエンド、目に見えないものがバックエンドということになる。